アメシスト【2月の誕生石】

アメシスト【2月の誕生石】

Amethyst

アメシストは、古くから高貴な紫色の水晶として人々に愛されてきた宝石です。透明度が高く、濃いめの美しい色味は大変貴重なものです。アメシストという宝石名は、ギリシャ神話を起源にしたもので、ぶどう神によって「石」に変えられてしまった若い娘の名前に由来しています。

こちらのページでは、アメシストの魅力と楽しみ方を紹介します。

原石の種類:鉱物種クオーツ/和名【石英】
モース硬度:7
結晶系:六方晶系・三方晶系
化学組成:二酸化珪素
劈開:なし
光沢:ガラス状
: 紫色

もっとも美しい紫色をもつ宝石

アメシストは、透明度の高い紫色で、和名を「紫水晶」といいます。高貴で美しい紫色は、古くから王家や貴族などに支持されてきました。宝石名の語源は、ギリシャ語で「アメテュストス(酔っていない)」という意味に由来しています。英語で「Amethyst」とされる発音は、カタカナで表すと正確には「アメシスト」ですが、一般的には「アメジスト」と濁音がつく呼び方をされることも多いでしょう。

紫色の宝石は他にもありますが、透明度の高い紫色は少ないです。特に、濃いめの紫色は珍しく、アメシストは他にはない美しい紫色を表す宝石といえます。また、多色性があるのも特徴のひとつです。角度によって青みがかったり赤みがかった紫色に見えることから、その多くはステップカットやミックスカットにされます。

高品質とされるのは、透明度が高く、深い紫色を表すものです。長い時間日の光に当たると退色するため、収納の際などは注意しましょう。

2月の誕生石はアメシストだけ

アメシストは、古くから神聖な石として扱われてきました。古代メソポタミアでは、高貴な位の人々が印材として用いたり、初期のキリスト教会にて、アメシストの指輪は司祭の正装のひとつであったといわれています。

誕生石の制定は、各国によって異なったり、別の宝石が追加されたりします。しかし、1月はガーネットのみ、2月はアメシストのみという内容は、各国共通となっています。どの国でも、王家など位の高い人に好まれていた宝石であることが理由ではないかと考えられます。

ラベンダーアメシスト

一見ピンク色に見える紫色をした「ラベンダーアメシスト」。透明度が高く、柔らかく優しい色味をしています。

アメトリン

1つの結晶にアメシストとシトリンが一体化した「アメトリン」。南アメリカ・ボリビアを主産地とします。

アメシストエレスチャル

段階的に生成された空洞が見られる「アメシストエレスチャル」。パワーストーンとして人気があります。

エレガントな服装にプラスして

アメシストは、華やかでありながら落ち着いた雰囲気の紫色で、気品のある印象を与えてくれます。特に、白ベースの清楚な服装や、寒色系のエレガントな服装に、ネックレスやピアスなどのジュエリーをプラスすると、スタイリッシュにまとめられます。

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