ブルーダイヤモンド【誕生石】

ブルーダイヤモンド【誕生石】

宝石のイラスト・ブルーダイヤモンド【4月の誕生石】

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ブルーダイヤモンド/Blue diamond

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Blue Diamond

ブルーダイヤモンドは、南アフリカなどで稀に産出されるブルー色のダイヤモンドで、ピンクダイヤモンドと並んで希少価値の高い宝石です。このブルー色は、ボロン(硼素)という成分が微量に取り込まれたことに起因します。

こちらのページでは、ブルーダイヤモンドの魅力と楽しみ方を紹介します。

原石の種類:鉱物種ダイヤモンド/和名【金剛石】
モース硬度:10
結晶系:等軸晶系
化学組成:炭素
劈開:強い
光沢:金剛
:青
産地:南アフリカ、オーストラリア、ブラジルなど

もっとも希少性の高い青いダイヤモンド

カラーダイヤモンドの中でも、希少性が高いのがブルーダイヤモンドです。比較的産出量の多いイエローやブラウンなどに比べて、ピンクやブルーのダイヤモンドは非常に稀にしか産出がありません。特に、希少性の高いブルーダイヤモンドを手に入れるのは困難で、世界的に有名なオークションで取引がされるほどです。

ブルーダイヤモンドの主産地は、南アフリカのカリナン鉱山がよく知られていますが、インドやブラジルでも稀に見つかります。ブルーダイヤモンドはしばしば灰色味を帯びる傾向があり、ブルー色が濃ければ濃いほど灰色を帯びてしまう点は避けられません。ブルーダイヤモンドは、色味の濃さにかかわらず、灰色がかっていない純色を選ぶのがおすすめです。

希少価値の高いブルーダイヤモンドは、ジュエリーとして楽しむというより、コレクションとして求める人が多いといえます。

フランス国王に愛された青いダイヤ・ホープダイヤモンド

ホープダイヤモンド

リゴー「ルイ14世の肖像」(1701)ルーヴル美術館

有名なブルーダイヤモンドといえば、ホープダイヤモンドでしょう。

1668年に、フランス王・ルイ14世によって購入されたホープダイヤは、カットが施され67と1/8カラットの宝石になりました。

「王冠の青」や「フランスの青(フレンチブルー)」などと呼ばれたホープダイヤモンドは、ルイ14世の儀典用スカーフに付けられたほか、ルイ15世が自らの金羊毛騎士団用ペンダントに付け直したとされています。

王が死に絶え、その後ダイヤはさまざまな人物の手に渡りますが、持ち主がみんな不幸になることから、ホープダイヤは「呪いのダイヤ」と言われるようになります。

妖しい伝説をまとった美しいダイヤモンドは、人々の目に魅惑的にうつったことでしょう。

近年になっても人々の心を惹きつけてやまず、ホープダイヤや、同じような宝石をモチーフにした小説や映画が、数多く制作されました。

ホープダイヤモンドは現在、米国・スミソニアン博物館に展示されています。

希少な宝石・ブルーダイヤモンドの選び方

ブルーダイヤモンドは希少性の高さも相まって非常に人気のある宝石です。

そのため、ブルーダイヤモンドを量産すべく、無色のダイヤモンドに放射線処理を行うことで、ブルーに変色させているものが多く存在します。

注意すべきは、人工処理が行われていること自体ではなく、加工しなければ価値が出ないような低品質のダイヤモンドを使っていることです。

ブルー色に変色させれば、ブルーダイヤモンドとして価値が出るため、そのようなものが多く出回っているのが現状です。

肉眼ではプロでも見分けがつかないほど加工技術は進化していますが、ブルーダイヤモンドは天然のものと人工処理されたものでは、非常に大きな価値の差が生じます。

人工処理が行われている場合、どのような処理がされているかはグレーディングレポートに記載があります。天然の場合は「ナチュラル」と記載されているでしょう。

ダイヤモンドを求める際は、信頼のおけるグレーディングレポートが付属するものを選ぶのが懸命です。

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