コンクパール【6月の誕生石】

コンクパール【6月の誕生石】

Conch Pearl

コンクパールは、カリブ海に生息する巨大巻貝の一種であるコンク貝(ピンク貝)から非常に稀に産出される天然真珠です。光沢はあまり示さないものの、陶器のような艶と独特の火焔模様が見られ、ピンクをはじめ赤やオレンジなどの色があります。

こちらのページでは、コンクパールの魅力と楽しみ方を紹介します。

原石の種類:有機物コンクパール/和名【コンク真珠】
モース硬度:3
結晶系:斜方晶系
化学組成 :炭酸カルシウム、コンキリオンおよび水
劈開:なし
光沢:無艶~ガラス状
:ピンク、赤、黄、橙、茶、白

女性から人気がある、珍しい真珠

コンクパールは、大きな巻き貝に稀に産出する天然真珠です。ピンクや白などの淡い暖色系であるのが特徴で「コンク貝」や「ピンク貝」と呼ばれます。その可愛らしい色味で女性から人気がある真珠で、自然から生まれた独自の火焔模様も魅力のひとつでしょう。 真珠全体としては、特に日本で親しまれている宝石ですが、コンクパールは真珠の中でも、珍しいタイプといえます。

コンクパールは、基本的には核を挿入した養殖真珠はつくれない種類です。他の真珠が二枚貝であるのに対し、巻き貝であるコンクパールは、母貝に異物を挿入することが難しいからです。人工加工がされていない天然のままの真珠であるため、色味や大きさなどの要素によって価値が大きく変わる宝石でもあります。

比較的リーズナブルなものもある

コンクパールは、母貝の大きさに比べると非常に小さい粒であるのが特徴です。大粒のコンクパールが産出することは少ないため、品質判断は大きさ以外の要素がポイントになります。具体的には、色、光沢感、形状、彩度、火焔模様が明瞭であればあるほど高品質とされます。華やかなピンク色で、ツヤがあり形状が整っていること。さらには、火焔模様が明確に見られるものならより価値があるとされるでしょう。

高品質なものであるほど大きさの割に高価な種類になりますが、優しい暖色カラーで日本人に似合う宝石でもあります。小粒で高品質のコンクパールは、ジュエリーに仕立てられることが多いです。近年では、高品質のものが少なくなってきたため、華やか明瞭とはいえない落ち着いたカラーや、形状や火焔模様が不明瞭なものが多く、このようなものは比較的リーズナブルな価格となっています。

一般的に評価される基準というのはありますが、価格帯なども含め総合的に判断し、好みのものを選ぶとよいでしょう。他の真珠の種類同様、酸や乾燥、湿気にデリケートな性質であるため、丁寧に扱うことが大切です。使用後は、水洗いなどをし、やわらかい布で優しく水分を拭き取りましょう。

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