ペリドット【8月の誕生石】

ペリドット【8月の誕生石】

Peridot

ペリドットは、鉱物種オリビンを原石とする、緑色が美しい宝石です。ラテン語で「オリーブ」を意味する「Olivine(オリビン)」で、オリーブの実のような緑色であることから名づけられました。

こちらのページでは、ペリドットの魅力と楽しみ方を紹介します。

原石の種類:鉱物種オリビン/和名【かんらん石】
モース硬度:6.5〜7
結晶系:直方晶系
化学組成:マグネシウム・鉄珪酸塩
劈開:強い
光沢:ガラス状
: 緑、黄、茶

唯一のポジションを確立する、明瞭な宝石

ペリドットは、鉱物種オリビンから成る唯一の宝石です。もっとも古い産地はセントジョンズ島ですが、現在はミャンマーやアメリカのハワイなどで採掘されています。透明度が高く、茶色みがかっていないものが高品質です。

産地や微妙な色味の違い、大きさやカット研磨などが価値や品質の判断ポイントになります。一般的には、高品質で大粒であるほうが評価は高くなりますが、多様性があるタイプの宝石ではありません。インクルージョンを内包しているものや、カット研磨にこだわったものを選べば、個性的な雰囲気を楽しめるでしょう。

基本的に、ペリドットは加熱や放射線照射などの人工加工がされない、天然のままの宝石です。色味や光沢感がそれとわかりやすいため、キャッツアイなどの希少性が高いタイプを除いては、宝石鑑別書が作成されないことも特徴です。

世界的に有名なドイツ・ドレスデンの「緑の丸天井」では、18世紀の王家で用いられたペリドットの宝飾品が展示されています。8月の誕生石として有名です。

貴金属や他の宝石によって、表情が変わる

ペリドットは、シルバー色、ゴールド色、どちらの貴金属とも相性が良いです。丸みを帯びたカボションカットであれば、優しい雰囲気で親しみやすさを与えてくれます。高級感を出したいときは、18金を用いたファセットカットのジュエリーがおすすめです。ファセットカットは、光の加減でさまざまな色調を生み出します。メインのペリドットを引き立てるなら、ゴールド系の貴金属に無色透明の宝石などが一緒にセットされたものを選ぶとより美しく見えるでしょう。

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