サファイアの種類一覧【9月の誕生石】

サファイアの種類一覧【9月の誕生石】

Sapphire

サファイアとは、ルビーの原石でもある鉱物コランダムのうち、赤色以外の全ての色を示すもののことをいいます。サファイアは和名を「青玉」という通り、青い宝石の代表格として知られ、9月の誕生石としても有名です。

こちらのページでは、サファイアの魅力と楽しみ方、さまざまな種類を紹介します。

原石の種類:鉱物種コランダム/和名【鋼玉】
モース硬度:9
結晶系:三方晶系
化学組成:酸化アルミニウム
劈開:なし
光沢:ガラス状
:青

青い宝石の象徴的な存在

ダイヤモンドに次いで硬い宝石であるサファイアは、古代エジプトやギリシャ、ローマでも身に着けられていました。中世のヨーロッパでは広く王家に支持され、用いられてきた宝石でもあります。サファイアの繊細で上品なブルーはどんな服装にもマッチし、また硬く丈夫な宝石であることから、普段使いにもおすすめです。

サファイアは、青みの強い鮮やかなブルー色が理想的です。色味が薄すぎたり、逆に濃すぎて黒っぽかったりすると、評価は下がり、鮮やかなブルー色は希少性が高いとされます。

サファイアとひと言でいっても、その種類はさまざまです。同じブルーサファイアでも、産地や条件によって色味などの違いが見られるほか、オレンジやイエローなどの「ファンシーカラーサファイア」と呼ばれるものもあります。

ブルーサファイアの種類一覧

スリランカ産サファイア

スリランカ産サファイア

宝石の宝庫といわれるスリランカのサファイアは、やや紫を帯びた青色が特徴で、透明度が高ければ高いほど、高品質とされます。

無処理(青い原石)のものと、無色の原石を加熱することで青くしたものがあります。無色の原石が美しい青色に変化することが判明したのは1977年頃のことで、世界中に流通しました。

マダガスカル産サファイア

マダガスカル産サファイア

現在、サファイアの主産地であるマダガスカル産サファイア。無処理で美しいものも存在しますが、加熱処理されて鮮やかな青色になるものがほとんどです。

南部に位置するイララカ村にはサファイアを産出する鉱山がいくつもあり、イララカ川流域では広規模にわたって採掘が行われていました。主にタイやスリランカで研磨と加熱が施された後、市場に流通しています。

カシミール産サファイア

カシミール産サファイア

かつてインドとパキスタンの国境付近の山岳地帯・カシミール地方で大量に採掘されたカシミール産サファイア。やや白みがかった美しいブルーは「コーンフラワーブルー」と呼ばれ、非常に高価な宝石です。

ミャンマー産サファイア

ミャンマー産サファイア

ルビーの産地として知られるミャンマーでは、稀にサファイアも産出します。大粒で濃い青色が特徴的ですが、中でも美しいのが「ロイヤルブルー」と呼ばれるものです。無処理で、やや紫を帯びた深いブルーのものを指します。

スターサファイア

スターサファイア

ブルーやグレーのコランダムに、6条の光が反射するスターサファイア。スリランカを主産地とし、濃いブルーでスターがはっきり現れるものが高品質とされます。スタールビーと並んで、人気のある宝石です。

カラーサファイアの種類一覧

オレンジサファイア

オレンジサファイア

カラーサファイアの中でも人気がある、オレンジサファイア。夕日のような鮮やかなオレンジ色をしていることから「サンセットサファイア」とも呼ばれることも。

イエローサファイア

イエローサファイア

イエローサファイアは、薄いレモン色のものから、オレンジに近い濃い黄色の「ゴールデンサファイア」と呼ばれるものまで、さまざまな色味があります。

パパラチアサファイア

パパラチアサファイア

ルビーとオレンジサファイアの中間の色味をしたパパラチアサファイア。「キングオブサファイア」との称号があるほど、希少価値のある宝石です。

バイオレットサファイア

バイオレットサファイア

青に近い紫色をした、バイオレットサファイア。高貴な印象を与え、美しさと耐久性を兼ね備えているため、小粒のジュエリーであっても長く楽しめます。

パープルサファイア

パープルサファイア

赤紫色のパープルサファイア。バイオレットサファイアが青みを帯びた紫色である一方、パープルサファイアは赤みを帯びた紫色が特徴です。

グリーンサファイア

グリーンサファイア

黒みがかった落ち着いた緑色のグリーンサファイア。鮮やかな緑色で産出されることは滅多になく、比較的安価なものが多いです。

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