シェル(貝殻)・マザーオブパール

シェル(貝殻)・マザーオブパール

宝石のイラスト・シェル(マザーオブパール)

Shell(Mother of pearl)

シェルは、軟体動物をおおう貝殻のことを指します。

中でも、真珠層をもつシェルはカット研磨されジュエリーに仕立てられたり、層模様をもつシェルはカメオなどの彫刻が施されたりします。

こちらのページでは、シェル(マザーオブパール)の魅力や楽しみ方を紹介します。

原石の種類有機物:シェル【貝殻】
モース硬度:2.5~3.5
結晶系:三方晶系、直方晶系、非晶質
化学組成:炭酸カルシウム
劈開:なし
光沢:油脂〜真珠
:白、灰色、黒、紫、赤、橙、黄、緑、青、茶
産地:アメリカほか

宝石としてのシェル・マザーオブパール

マザーオブパールは、その名の通り「真珠の母貝」のことです。

一般的には白蝶貝というイメージがありますが、コンクパールを作るコンク貝など、すべての真珠の母貝を指します。

マザーオブパールは貝殻特有のミルキーな素材感であたたかみがあり、ペンダントトップにデザインされたり、連のネックレスやブレスレットに仕立てられたりします。

マザーオブパールの意味

ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ 「聖母子」

貝殻からできるマザーオブパールは正確には「ストーン」ではありませんが「真珠の母」という意味合いから、安産や子宝などを願うパワーストーンとしても人気があります。

宝石としてのシェルカメオ

シェルは、カメオによく使われる素材としても知られています。

現在は、サルドニクスという表面の白い貝と、コーネリアンというオレンジ色の貝が使われることが多いです。

一般的にシェルカメオに適しているとされるのは、厚みのある貝、層によって微妙に色合いが異なる貝であり、一枚の貝からできるカメオの個数はごくわずかです。

選ばれた貝だけが、年月を経てカメオになるのも、シェルカメオならではの儚さとロマンでしょう。